2006年1月5日午前1時37分
三男が生まれました。
ついに私も3人の男の子のママです。
生まれたての弟と初対面の時
次男が赤ちゃんを見て
「これ何?」と言ったのは
今でも笑い話です。
長男は4歳になっていて
お兄ちゃんになるのは2度目なので
三男をとても可愛がりました。
あまり執拗に可愛がるので
後に三男が初めて発した言葉は
「ヤダ!」でした…
長男の三男に対する溺愛は
20歳を過ぎた今でも変わりません。
嫌がられていますが…
少し話がそれてしまいましたが
気づけば
3兄弟を引き連れて
たくましい母となっていきました。
色々な方から
「男の子3人⁈すごい!大変!」
と言われますが
正直なところ
あまりよく覚えていないのです。
ただ、毎日大騒ぎで
あっという間に1日が終わり
毎日必死だったのを覚えています。
それを『大変』
というのかもしれません。
私にとってはそれが当たり前で
それしか知らなかったので
「大変」というより
「もうイヤ!」と思うことはありました。
特に夕方は戦争のようでした。
疲れている
眠い
お腹が空いている
遊び足りないetc.
毎日大騒ぎの理由はさまざまで
それぞれが大騒ぎしていたり
喧嘩になったり
結託して悪ノリしたり
大泣きしたり…
そんな状況の中で
晩御飯を作って食べさせ
お風呂に入れて寝かしつける毎日。
言うことを聞かない息子達に
感情が抑えきれなくなり
手を上げてしまったり
酷い言葉を浴びせてしまうこともありました。
「もうイヤ!」となり
一人でトイレに閉じこもったこともあります。
「自分は虐待をしているのではないか?」
「なんてダメな母親なのだろう…」
と子育てに自信がなくなり
自分を責める日々でした。
子どもの寝顔を見ながら
「ごめんね」と言っては
涙があふれてきました。
子育てをしていると
辛いことだけではなく
幸せなこともたくさんあります。
楽しいこともたくさんあります。
「おかあさん」と言えなくて
「かっかぁ」と呼んでくれていた
あの可愛い声。
今も耳に残っています。
私が泣いている時に
抱きしめてくれた小さくて温かい手。
思い返すとキリが無いほど
幸せなこともたくさんあるのに
苦しかったことが思い出され
息子達に申し訳ない気持ちと
後悔でいっぱいになります。
最近になってやっと
その罪悪感と後悔を手放すことが
できるようになってきました。
そのお話はまたいつかしようと思います。
今もどこかで
あの頃の私と同じように
子どもの寝顔を見ては
涙があふれてくるお母さんに
私には何ができるのか
日々考えています。
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